2007年11月29日(木)
文楽の伴奏音楽は義太夫節である。
先の竹本の処でも触れた通り、数ある浄瑠璃の内で文楽に使われるのは義太夫節と呼ばれるものです。
この唄物と語り物に分けて考えるのは理由のある事で、上古以来、我が国の音曲はこの二つの形式で夫々に発展して来ていた様です。

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2007年11月22日(木)
文楽とは何かと聞かれて、何らかの答をお持ちで無い方は居られますまい。
人形劇である、義太夫節と言う浄瑠璃を伴奏に使う、その位の基礎的な知識は皆様お持ちの事と存じます。
でも、実際にご覧になられた事はありますか、と更に問われて、Yesとお答えなさる方の数は、例えば歌舞伎に比べるとずっと少ないと思います。
それは次の様な事情も反映しているのかも知れません。

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2007年11月15日(木)
本項は、他の目的の為に暫く前に書いたものです。でもこのコラムの性格に合致していると思いますので、ここに再録します。(僕の書いたものなので、剽窃等と言う問題はありません) 口調が少し違いますが、ご寛恕下さい。

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2007年11月8日(木)
舞台の下手側花道の付け根の奥に、黒く塗った囲いに短冊形の窓を開けて御簾が掛かっている一画があります。あそこが歌舞伎のオーケストラ・ピットでありまして、「下座」とも「黒御簾」とも呼ばれます。
舞台と花道の両方を同時に見渡せる場所なのです。大きな装置がこの部分を覆う様な場合には、窓の処をくり貫いて中からの視野を確保する工夫が為されます。
この中で演奏されるものをひっくるめて「下座音楽」と呼びます。勿論音楽も多くありますが、その他効果音の類もここで作られるのです。演奏する人々の事を「お囃子連中」と呼び長唄のお仲間の人たちです。下座で担当するものを分けますと三つに分けられるかも知れません。

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2007年11月1日(木)
歌舞伎で耳にする音楽の中では、どちらかと言うと出番の少ないのが常磐津でして、時に清元と紛らわしく聞えたりします。江戸期の後半、浄瑠璃が隆盛を極めて居た頃に、多くの分派が生まれました。その中の一つが、江戸を中心に流行した豊後節と呼ばれるものでして、この豊後浄瑠璃から分かれて常磐津が生まれたそうです。その常磐津から”富本”が生まれ、富本から又分かれたのが清元の様ですので、祖先が同じな訳です。

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